
バルデナフィル(レビトラジェネリック)の副作用と注意すべき症状について解説【医師監修】
本記事はED治療の専門医院として20年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)の副作用にお悩みの方は、お気軽にオンライン診療をお申し込みください。個人輸入などで起こる偽物のリスクはありません。来院不要でかかる費用はお薬代のみです。

この記事の監修者
座右の名は「努力こそ金なり」、趣味は釣り。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)の一般的な副作用
バルデナフィル(レビトラジェネリック)は即効性があり効果が強いため、副作用として約2~3割程度の方に
- 顔のほてり
- 軽い頭痛
- 軽い色覚変化
- 消化不良
などが出る場合があります。
これらの症状はバルデナフィル(レビトラジェネリック)の血管拡張作用によるもので薬が効きはじめている証拠なので心配はいりません。
お酒を飲んだ時に顔が熱くなり赤くなるのと同じようなものです。どれも一時的な症状ですのでご安心下さい。
症状が強く出る場合は無理をせず薬の使用を控えたり医師にご相談ください。市販の鎮痛剤(ロキソニン、バファリン等)を使用しても大丈夫です。
また、レビトラをグレープフルーツジュースで飲むのも避けてください。薬が効きすぎて、思わぬ副作用が出たりする可能性があります。必ず水やお茶、清涼飲料水などで服用しましょう。
「顔のほてり」が出た場合の対処法
室内を涼しくして自然に症状が治まるのを待ちましょう。顔に冷たいものをあて、ほてりを直接冷やすのも有効です。
「軽い頭痛」が出た場合の対処法
頭痛薬を併用し、症状が自然に治まるのを待ちましょう。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)とアルコールの同時摂取で頭痛が出る場合もあるため、バルデナフィル(レビトラジェネリック)の服用で頭痛が出やすい方はアルコールの摂取を避けましょう。
「軽い色覚変化」が出た場合の対処法
バルデナフィル(レビトラジェネリック)の効果時間が切れて、症状が自然に治まるのを待ちましょう。ただし、この症状が継続する場合には、すぐに医師へ相談しましょう。
「消化不良」が出た場合の対処法
胃腸薬を併用して症状が自然に治まるのを待ちましょう。身体や腹部を温かくし、胃腸の働きを弱らせないようにするのも有効です。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)を服用して消化不良が起きやすい方は、胃腸を冷やさないようにぬるま湯で服用することをおすすめします。
非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現報告について
バルデナフィル(レビトラジェネリック)をはじめとするEDの治療薬を服用することで、ごく稀に「非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)」と呼ばれる視覚障害が起こることがあります。
NAIONは、視神経への血流が不足することで起こり、視野が欠けたり、視力が低下したりする病気です 。多くの場合、片方の目に発症し、突然の視力低下や視野の半分が欠けるなどの症状が現れます。
NAIONの発症には、年齢(50歳以上)、高血圧、糖尿病、心疾患、高脂血症、喫煙といったリスク要因が考えられます 。これらのリスク要因に当てはまる方は、ED治療薬を服用する前に医師に相談し、NAIONのリスクについてよく理解しておくことが大切です。
服用中に視覚に異常を感じたら、すぐに服用を中止し、眼科医を受診してください 。NAIONは早期に発見し、適切な治療を行うことで、視力低下の進行を抑えられる可能性があります。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)のその他の副作用
その他、詳細な副作用については下記のとおりです。
発生率 | 循環器 |
---|---|
1%以上 | ほてり(10.6%)、心悸亢進 |
0.1~1%未満 | 頻脈、高血圧 |
0.1%未満 | 失神、低血圧、顔面浮腫、心筋虚血、心筋梗塞(※) |
頻度不明 | 起立性低血圧、狭心症 |
発生率 | 精神・神経系 |
---|---|
1%以上 | 頭痛(11.7%)、めまい |
0.1~1%未満 | 不眠症、異常感覚、傾眠、めまい、感覚鈍麻 |
0.1%未満 | 不安、緊張亢進、一過性全健忘 |
頻度不明 |
発生率 | 肝臓 |
---|---|
1%以上 | |
0.1~1%未満 | 肝機能検査異常、γ-GTP増加 |
0.1%未満 | |
頻度不明 |
発生率 | 呼吸器 |
---|---|
1%以上 | 鼻閉 |
0.1~1%未満 | 副鼻腔うっ血、呼吸困難、鼻出血 |
0.1%未満 | |
頻度不明 |
発生率 | 筋・骨格系 |
---|---|
1%以上 | |
0.1~1%未満 | 背部痛、筋肉痛 |
0.1%未満 | 関節痛、頚部痛 |
頻度不明 |
発生率 | 皮膚 |
---|---|
1%以上 | |
0.1~1%未満 | 紅斑(こうはん)、発汗、瘙痒(そうよう)、光線過敏性反応、発疹 |
0.1%未満 | |
頻度不明 |
発生率 | 消化器 |
---|---|
1%以上 | 消化不良、嘔気 |
0.1~1%未満 | 腹痛、口内乾燥、下痢、胃炎、嘔吐、胃食道逆流 |
0.1%未満 | 嚥下(えんげ)障害、食道炎 |
頻度不明 |
発生率 | 感覚器 |
---|---|
1%以上 | |
0.1~1%未満 | 視覚異常、結膜炎、霧視(むし)、羞明(しゅうめい)、彩視症、眼痛、耳鳴、流涙 |
0.1%未満 | |
頻度不明 | 緑内障 |
発生率 | その他 |
---|---|
1%以上 | |
0.1~1%未満 | CK上昇、灼熱感、無力症、胸痛、異常感、勃起増強(勃起時疼痛等) |
0.1%未満 | インフルエンザ症候群、射精障害、アナフィラキシー反応、持続勃起 |
頻度不明 |
※因果関係は明らかではないが、本剤の投与後に心筋梗塞を発症したことが報告されている
まとめ
バルデナフィル(レビトラジェネリック)は厚生労働省により医療用医薬品として指定されており、日本国内での処方は医師による診断が必要な薬品です。
副作用と思われる症状については、正しく理解し、用法用量を守って服用するようにしてください。
当院では国内正規品である東和薬品株式会社と沢井製薬株式会社のバルデナフィル(レビトラジェネリック)を処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
バルデナフィル(レビトラジェネリック)の処方と服用方法【医師監修】 – ED治療のリブラクリニック
なお、先発医薬品であるレビトラ錠は、国内販売停止となっておりますのでご了承ください。
当院では電話での問診にてオンライン診療を実施しております。来院不要でかかる費用はお薬代のみですので、お気軽にご相談ください。