ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)は併用できる?副作用・禁忌薬・安全な始め方を解説【医師監修】
本記事はAGA治療の専門医院として23年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。
AGA(男性型脱毛症)の治療でザガーロを飲んでいて、ED(勃起不全)の症状が気になり始めた方は少なくありません。
「シアリスと一緒に飲んでも大丈夫なのか」「身体に悪い影響はないのか」と不安を感じるのは当然のことです。結論から言うと、ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用は医学的に問題ありません。
本記事では、併用時の副作用や絶対に避けるべき禁忌薬、安全な始め方まで詳しく解説します。
- ザガーロとシアリスの添付文書上に併用禁忌の記載はなく、医学的に併用可能
- シアリスと硝酸薬の併用は過度な血圧低下から死亡に至る恐れがあり絶対禁忌
- 安全に併用を始めるには、医師の問診を受けて処方してもらうことが必須
この記事の監修者
甲斐沼 明(かいぬま あきら)
前任の日髙士郎先生からの要望を受け、令和7年12月よりリブラクリニック目黒院院長に就任。長年の臨床経験を活かし、ED治療・AGA治療に取り組む。
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用は医学的に可能

ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)を一緒に飲んでよいのか、不安に感じている方に向けて、医学的な根拠をもとに併用の可否について解説していきます。
どちらも国内で承認されている治療薬
ザガーロ(一般名:デュタステリド)はAGA治療薬として、シアリス(一般名:タダラフィル)はED治療薬として、どちらも厚生労働省の審査を経て承認された医薬品です。
ザガーロは5α還元酵素(テストステロンをDHTに変換する酵素)のI型・II型の両方を阻害し、AGAの進行を抑えます。シアリスはPDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害して陰茎海綿体の血流を増やし、勃起を促す薬です。
2つの薬は作用する仕組みがまったく異なります。ザガーロは男性ホルモンの代謝に働きかけ、シアリスは血管の平滑筋に作用する薬です。
作用先が異なるため、体内で互いの効果を打ち消し合ったり、危険な反応を起こしたりする心配は基本的にありません。
添付文書上で両薬の併用禁忌は指定されていない
通常、それぞれ医薬品の添付文書に一緒に飲んではいけない薬の組み合わせ(併用禁忌)が記載されています。
PMDA(医薬品医療機器総合機構)が公開するザガーロの添付文書を確認すると、シアリス(タダラフィル)との併用禁忌は記載されていません。シアリスの添付文書でも同様に、ザガーロ(デュタステリド)は併用禁忌の対象外です。
参考:医療用医薬品 : ザガーロ(相互作用情報)|KEGG
参考:勃起不全治療剤 Cialis® Tablets|JAPIC
つまり、医学的にはザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用は問題ありません。
ザガーロ(デュタステリド)の副作用である性機能障害を補う目的での併用
ザガーロ(デュタステリド)でAGA治療を続けていると、副作用として性機能に影響が出る場合があります。添付文書に記載された国際共同臨床試験(917例)のデータは以下の通りです。
- 勃起不全: 4.3%
- リビドー減退(性欲減退): 3.9%
- 精液量減少: 1.3%
髪の毛を守りたい一方で、男性機能が低下するのは大きな悩みと言えるでしょう。仮にザガーロ(デュタステリド)の副作用でEDの症状が出た場合には、服用タイミングを細かく気にせず日常生活に取り入れやすいED治療薬がおすすめです。
その点でシアリス(タダラフィル)は有力な選択肢になります。投与後36時間まで有効性が認められており、食事の有無にかかわらず服用ができるのも特徴です。臨床試験でも高脂肪食による薬物動態への影響は認められていません。
AGA治療を続けながらED症状にも対処できるのは、シアリス(タダラフィル)併用の大きなメリットです。
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)を併用する際に注意すべき副作用と飲み合わせ

ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用自体は問題ありませんが、シアリス(タダラフィル)には注意すべき副作用と、絶対に避けなければならない飲み合わせがあります。
シアリス(タダラフィル)の血管拡張作用による血圧低下やめまいに注意
シアリスにはPDE5を阻害して血管を広げる作用があり、血圧がやや低下する場合があります。頭痛、顔のほてり、めまい、鼻づまりなどが代表的な副作用です。
参考:勃起不全治療剤 Cialis® Tablets|JAPIC
添付文書によると、通常量のアルコールとの相互影響は認められていませんが、大量の飲酒(目安として体重1kgあたり0.7g以上)では、めまいや起立性低血圧が報告されています。初回は飲酒を控えた状態で試すのが安全です。
降圧剤やα遮断薬を服用中の方は医師への相談が必須
高血圧の治療で降圧剤(アムロジピンなど)を飲んでいる方は要注意です。シアリス(タダラフィル)の血管拡張作用と降圧剤の作用が重なると、血圧が下がりすぎてめまいやふらつき、最悪の場合は失神を起こす恐れがあります。
前立腺肥大症や排尿障害の治療で使われるα遮断薬(ドキサゾシンなど)も、血圧を下げる薬です。添付文書ではドキサゾシンとの併用で収縮期血圧が最大9.8mmHg低下したデータが報告されています。
シアリス(タダラフィル)とα遮断薬を一緒に飲む場合は、服用のタイミングをずらしたり、シアリス(タダラフィル)の用量を減らしたりする調整が必要です。
また、腎機能や肝機能に障害がある方は、タダラフィル(シアリスの有効成分)の血中濃度が通常より高くなることがあり、用量の調整が欠かせません。
シアリスの添付文書では、中等度〜重度の腎障害がある場合は5mgから開始するよう定められています。重度の肝障害がある方にはシアリスの投与自体が禁忌となります。
現在飲んでいる薬がある方は、自己判断で併用せず、必ず医師に服用中の薬をすべて伝えた上で処方を受けてください。
硝酸薬とシアリス(タダラフィル)の併用は絶対禁忌
シアリスの飲み合わせで最も危険なのが、硝酸薬(ニトログリセリン、亜硝酸アミルなど)との併用です。硝酸薬は狭心症や心筋梗塞の治療に使われる薬で、血管を広げて血圧を下げる作用があります。
シアリスと硝酸薬を一緒に飲むと、血管拡張作用が急激に増強されます。添付文書では「過度に血圧を下降させることがある」と明記されており、最悪の場合は死亡に至る恐れがあるため非常に危険です。絶対に併用してはいけません。
参考:勃起不全治療剤 Cialis® Tablets|JAPIC
硝酸薬は飲み薬だけでなく、貼り薬やスプレータイプもあります。狭心症の発作時に使うニトログリセリンの舌下錠やスプレーも対象です。心臓の持病がある方は、処方されている薬に硝酸薬が含まれていないか、必ず医師に確認してください。
医師の問診を受ければ、服用中の薬に禁忌薬が含まれていないかを確認した上で安全に処方してもらえます。自己判断での服用は命に関わるリスクがあるため、必ず医師に相談しましょう。
海外製の医薬品でザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)を入手するリスク

ザガーロとシアリスの両方を長期間飲み続けると、費用の負担が気になる方もいるでしょう。
最近はインターネットでの個人輸入に加え、オンラインクリニックが海外から輸入した医薬品を処方するケースも増えてきました。
しかし、いずれの入手方法でも国内で承認されていない海外製の医薬品にはさまざまなリスクが伴います。
個人輸入した偽造薬に含まれる有害物質のリスク
海外のネット通販で「ED治療薬」「AGA治療薬」として販売されている薬の中には、正規品を精巧に偽装した偽造薬が多く出回っています。
個人輸入された医薬品は、国内で流通する医薬品と比べて品質・有効性・安全性が確認されていません。有効成分が含まれていなかったり、人体に有害な物質が混入していたりするリスクがあります。
参考:国内未承認の医薬品を使用する場合は十分ご注意下さい|徳島県
実際の事例として、東京都の調査では『SUPER DX』という製品からシルデナフィル類似成分が検出され、販売中止・自主回収となっています。
また、「レビトラジェネリック」と称して販売されていた製品からは、ホモシルデナフィルという未承認成分が検出されました。
参考:厚生労働省と東京都が医薬品成分(シルデナフィル類似成分)を含む製品に注意喚起|国立健康・栄養研究所
参考:医薬品成分(ホモシルデナフィル)を含有していたレビトラジェネリックと称する無承認無許可医薬品の発見について|厚生労働省
海外の外国語で書かれた添付文書を正確に読み解くのは困難で、用法・用量を誤るリスクも高まります。
オンラインクリニックが処方する海外製医薬品にも注意
昨今、大手のオンラインクリニックでも、海外から輸入した医薬品を処方するケースが増えています。
「医師が処方する薬だから安心」と考えがちですが、処方される薬が国内未承認の海外製品だった場合、厚生労働省による品質・安全性の審査を通っていません。
さらに、一部のオンラインクリニックでは処方薬を正式な医薬品名ではなくアルファベットや記号で表記しています。
正規の医薬品であれば「ザガーロカプセル0.5mg」「シアリス錠20mg」のように製品名と規格が明記されるのが通常です。
独自の略称や記号だけでは、患者自身がどの医薬品を服用しているのか正確に把握できません。服用中の薬が特定できなければ、他の医療機関を受診した際に禁忌薬との飲み合わせを確認することも困難になります。
また、国内正規品と同じ有効成分を含んでいても、製造工程や添加物が異なれば体内での薬の挙動が変わる可能性があります。受診前に、処方される薬が国内で承認された正規品かどうかを必ず確認しましょう。
国内未承認薬による健康被害は公的救済制度の対象外
日本には「医薬品副作用被害救済制度」という公的な仕組みがあります。国内の医療機関で適正に処方された薬で重い副作用が出た場合、医療費や年金が給付される制度です。
ただし、救済の対象となるのは国内で承認された医薬品に限られます。個人輸入した未承認薬はもちろん、オンラインクリニックで処方された薬であっても、国内未承認の海外製品であれば救済制度は適用されません。治療費がどれだけ高額になっても、すべて自己負担となります。
「費用を抑えたい」という気持ちは理解できます。しかし、健康被害が起きたときの治療費や後遺症のリスクを考えると、国内承認の正規品を処方してもらう方が結果的に安心な選択でしょう。
厚生労働省が報告する実際の死亡事例
ED治療薬の不適切な使用による死亡事例が実際に報告されています。
厚生労働省の報告によると、狭心症・高血圧・糖尿病の既往歴がありニトログリセリン舌下錠を使用していた60代の男性が、バイアグラを服用しました。服用約2時間後に気分不良となり、続いて心肺停止状態に至っています。
シアリス(タダラフィル)も硝酸薬との併用は絶対禁忌です。医師の問診を受けずに自己判断で服用した場合、禁忌薬との飲み合わせに気づけないまま命を落とす危険があります。
「安い」「手軽」という理由で海外製の医薬品に手を出すのは、命をかけた賭けにほかなりません。必ず国内正規品を取り扱う医療機関で、医師の診察を受けた上で処方してもらいましょう。
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用はリブラクリニックのオンライン診療で安全に始められる
ザガーロとシアリスの併用を検討している方には、自宅から受診できるリブラクリニックのオンライン診療が便利です。
国内正規品のみの取り扱いと医師による安全な処方
リブラクリニックは2002年の開院以来、23年以上にわたりED・AGA治療の専門クリニックとして診療を行ってきました。処方する薬はすべて厚生労働省が承認した国内製薬会社の正規品に限定しています。
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用を希望する場合は、医師が電話で現在の健康状態・既往歴・服用中の薬を丁寧に確認してもらえるので安心です。
リブラクリニックの主な取り扱い薬と価格(税込)
| 薬剤名 | 価格 |
|---|---|
| シアリス錠(日本新薬) | 10mg(1錠):1,700円 20mg(1錠):1,800円 |
| タダラフィルOD錠 CI「トーワ」(東和薬品) | 10mg(1錠):1,300円 20mg(1錠):1,400円 |
| タダラフィル錠 CI「サワイ」(沢井製薬) | 10mg(1錠):1,400円 20mg(1錠):1,500円 |
| ザガーロカプセル0.5mg(グラクソ・スミスクライン) | 1箱(30カプセル入):10,500円 5箱(150カプセル入):50,000円 ※1箱あたり10,000円 |
| デュタステリド錠0.5mgZA「トーワ」(東和薬品株式会社) | 1箱(30錠入):5,500円 5箱(150錠入):25,000円 ※1箱あたり5,000円 |
| デュタステリド錠0.5mgZA「明治」(Me ファルマ) | 1箱(30錠入):6,000円 5箱(150錠入):27,500円 ※1箱あたり5,500円 |
| デュタステリドカプセル 0.5mg ZA「トーワ」(東和薬品) | 1箱(30カプセル入)7,000円 5箱(150カプセル入)32,500円 ※1箱あたり6,500円 |
ジェネリック医薬品の取り扱いもあるため、費用を抑えながら治療を続けることも可能です。
スマートフォンの診察だけで処方が完了
リブラクリニックのオンライン診療なら、通院のための交通費や移動時間はゼロです。
- Web予約: 当院のオンライン診療予約フォームから、ご希望の日時を選択して予約してください。
- 電話診察: 予約時間になると、医師からお電話を差し上げます。リラックスできる環境でお待ちください。
- 処方・決済: 診察の結果、問題がなければお薬が処方されます。クレジットカード、銀行振込、代金引換のいずれかで決済を行います。
- 配送: 決済確認後、お薬をご指定の住所へ発送します。
プライバシーに配慮した梱包での自宅配送
ED治療薬やAGA治療薬を自宅で受け取る際、家族に中身を知られたくないと感じる方は多いでしょう。リブラクリニックでは、電話診察時に希望を伝えると、配送元の名義を「L商品センター」、品名を「サプリメント」に変更して発送してもらえます。
自宅への配送に抵抗がある場合は、佐川急便やヤマト運輸の営業所止めの指定も可能です。誰にも知られることなく、安全に治療を始められる環境が整っています。
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用について不安や疑問がある方は、まずリブラクリニックのオンライン診療で医師に相談してみてください。
まとめ:ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)の併用は医師の処方で安全に始めよう
ザガーロ(デュタステリド)とシアリス(タダラフィル)は添付文書上で併用禁忌に指定されておらず、医学的に併用が可能な組み合わせです。ザガーロの副作用でEDの症状が出た場合に、長時間効果が持続するシアリスは有力な対処法になります。
ただし、シアリスには硝酸薬との絶対禁忌をはじめ、降圧剤やα遮断薬との飲み合わせに注意が必要です。個人輸入による未承認薬には偽造薬や健康被害のリスクがあり、公的な救済制度も適用されません。
安全に併用を始めるためには、必ず医師の問診を受けて禁忌薬がないか確認した上で、正規品を処方してもらうことが大切です。リブラクリニックのオンライン診療なら、自宅からスマートフォン一つで医師に相談できます。
当院で取扱の薬品
当院では国内正規品の日本新薬株式会社のシアリス錠を処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
シアリスで得られるすごい効果とは?効果や副作用、服用方法について解説【医師監修】
また、シアリスにはジェネリック薬品のタダラフィル錠(シアリスジェネリック)があり、取り扱いしております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
当院で取扱のシアリスジェネリック(タダラフィル錠)(東和薬品株式会社/沢井製薬株式会社)
当院では国内正規品のグラクソ・スミスクライン株式会社のザガーロカプセルを処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
ザガーロ(デュタステリド)の効果や副作用、服用方法と注意点を解説【医師監修】
また、デュタステリド錠/カプセル(ザガーロジェネリック)も取り扱いしております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
当院で取扱のザガーロジェネリック(デュタステリド錠/カプセル)(東和薬品株式会社/Me ファルマ株式会社)
当院では電話での問診にてオンライン診療を実施しております。来院不要でかかる費用はお薬代と送料のみですので、お気軽にご相談ください。



