ED治療薬レビトラとは?
効果や服用方法、
販売停止にともなう
ジェネリック医薬品について解説

※レビトラは国内販売終了となっております。当院ではバルデナフィル(レビトラジェネリック)を処方しており、そちらのほうがお安くお求めやすいものとなっておりますのでぜひご検討ください。

本記事はED治療の専門医院として20年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。

【レビトラの主な特徴】

  • 即効性があり、服用後「約30分」で効き始める
  • 服用後「約5~6時間」効果が持続
  • 食事の影響を受けにくい(脂っぽい食事、お酒の飲み過ぎには注意!)

レビトラは「即効性」を求める方におすすめです。

この記事の監修者

プロフィール

昭和58年3月|東海大学医学部卒業、十仁病院皮膚科、慶和病院副院長を務め、平成16年リブラクリニック目黒院入局、平成22年よりリブラクリニック目黒院院長。ED治療薬、AGA治療薬の推進と適性治療に多数貢献。平成5年に医学博士取得。
座右の名は「努力こそ金なり」、趣味は釣り。

目次※知りたい情報をクリック

    レビトラとは

    レビトラは、バイアグラの次に誕生したED治療薬です。製造販売元はドイツのバイエル薬品株式会社ですが、開発はイギリスのグラクソ・スミスクライン株式会社とアメリカのシェリング・プラウ株式会社(現・MSD株式会社)とともに行なっています。

    ヨーロッパやアメリカに続き、日本では2004年6月に10mgが、2007年7月に20mgが発売開始されました。

    レビトラの有効成分は「バルデナフィル」です。即効性があるといわれており、食事の影響を受けにくいという特徴があります。バイアグラで効果が出なかった方や、糖尿病・前立腺ガンの手術後の方にも有効という報告もされています。

    しかし、レビトラは2022年3月に出荷が停止され国内販売停止となりました。処方をお求めの方は、厚生労働省から認可を受けている正規のジェネリック医薬品「バルデナフィル」をご利用ください。

    バルデナフィルの詳細はこちら

    レビトラの有効成分と添加剤

    販売名レビトラ錠5mgレビトラ錠10mgレビトラ錠20mg
    成分・含量1錠中 バルデナフィル5mg (バルデナフィル塩酸塩水和物として5.926mg)1錠中 バルデナフィル10mg (バルデナフィル塩酸塩水和物として11.852mg)1錠中 バルデナフィル20mg (バルデナフィル塩酸塩水和物として23.705mg)
    添加物結晶セルロース、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール400、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄結晶セルロース、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール400、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄結晶セルロース、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール400、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄

    EDかどうかはセルフチェックが可能

    ED(Erectile Dysfunction/勃起不全)=勃起ができない状態を指すと認識している方もいるかもしれませんが、実はそれだけではありません。性行為の途中で萎えて抜けてしまったり、硬さが不十分であったりするのもEDといえます。

    本ホームページでは、そのようなED度を自身でもチェックできる問診票をご用意しています。5つの質問に回答し、合計点数が21点以下の場合はEDの疑いがあるというものです。

    国際勃起機能スコア(International Index of Erectile Function/IIEF)に基づいて作成しています。

    簡単にチェックできるため、不安な方は「EDのセルフチェック」をご覧ください。

    レビトラの販売停止について

    2023年4月現在、レビトラを処方している医療機関は存在せず、国内では完全に姿を消しています。それは製造販売元であるバイエル薬品株式会社が、2021年11月にレビトラの販売を中止したためです。

    レビトラ錠20mgは2022年1月に、レビトラ錠5mgおよび10mgは2022年3月に出荷を終了しています。

    その理由として「次回以降の生産および入荷のめどが立たないため」と説明しており、販売再開の情報はいまだに確認できていません。

    レビトラの効果と作用機序

    そもそも男性が性的興奮を覚えると、脳から指令が伝わりNO(一酸化窒素)が分泌されます。NOが、血管を拡張させる働きのあるcGMP(環状グアノシンーリン酸)を増加させた結果、男性器へ流れ込む血流量が増えて勃起が起こるのです。

    そして人間の体には、勃起を鎮める酵素であるPDE-5(ホスホジエステラーゼ5型)も存在しています。EDに悩む方はこのPDE-5が多く、cGMPが分解されてしまうため、性行為時にも勃起が持続せず、すぐに萎えてしまうのです。

    レビトラは、そのPDE-5を阻害することで勃起を持続・促進させています。

    ただし、あくまでレビトラは勃起を補助する目的で使用するものです。性的興奮を受けない限りは勃起しません。

    レビトラの服用方法

    レビトラを飲むタイミングや服用間隔を守らないと、効果が十分に発揮されないことがあります。体に害が出ないためにも、ここではレビトラの正しい服用方法を解説します。

    レビトラはどのタイミングで飲むと良いのか

    レビトラは、性行為の1時間前を目安に服用しましょう。

    食事の影響を受けにくいED治療薬ではあるものの、食事内容によっては効果が現れるまでに時間がかかる可能性があります。そのため、空腹時の服用が望ましいです。その場合は20分ほどで効果を実感できるようになります。

    必要な用量は人によって異なるため、医師の指示に従って服用してください。

    レビトラの服用の間隔は?

    レビトラは1日1回まで、服用間隔は必ず24時間以上あけるようにしてください。これはほかのED治療薬も同様です。

    多く摂取してしまうと、筋肉痛や視覚異常などの副作用を起こす可能性があり、危険です。

    レビトラの効果時間

    レビトラの効果が持続する時間は5~6時間程度です。服用してから20~30分ほどで効果が現れ始めますが、早い方の場合、15分ほどで効果を実感できるでしょう。

    レビトラ服用時の副作用について

    レビトラは、副作用として「顔のほてり」「軽い頭痛」「鼻づまり」「消化不良」といった症状が現れることがあります。これは有効成分であるバルデナフィルの血管拡張作用によるもので、どれも一時的な症状のため、心配ありません。

    こうした症状は、頭痛薬や胃腸薬と併用することで抑えられると考えられています。レビトラと頭痛薬および胃腸薬の併用は問題ないのでご安心ください。

    レビトラの副作用について詳しくは下記記事をご覧ください。
    レビトラの副作用と注意すべき症状について解説【医師監修】 – リブラクリニック

    レビトラを服用する際の注意点

    ここでは、レビトラを服用する際の注意点をまとめました。安全に正しく使うためにも、しっかりと確認しておきましょう。

    レビトラとお酒・食事の関係

    レビトラを服用したにもかかわらず、あまり効果を感じられなかったという声を聞くことがあります。

    原因として「レビトラの服用前にお酒を飲んでいた」ため、飲酒によって十分な効果を感じられなかったのでは、と考えられます。

    レビトラなどのED治療薬は血管を拡張させる作用がある分、アルコールの回りが早くなり、とても酔いやすくなります。普段であれば問題のない飲酒量でも酔っ払ってしまう可能性が高いため、注意が必要です。

    特にお酒の弱い方は、なるべく控えることをおすすめします。過度な飲酒は、勃起力の低下にもつながります。

    しかし、レビトラとお酒の併用がダメなわけではありません。レビトラはバイアグラと比べるとお酒の影響を受けにくいお薬のため、少量の飲酒であればむしろアルコールのリラックス効果によってより効果を実感できることもあります。

    レビトラを服用する前後の時間帯にお酒を控えたら効果が出た、という声もよくいただきます。レビトラの効果をあまり感じられていない方は、服用するタイミングを変えることで改善がみられるかもしれません。

    また、レビトラは、ED治療薬のなかでも食事の影響を受けにくいといわれていますが、脂肪分の多い食事を摂取したあとに服用すると効果が出にくくなる場合があります。空腹時の服用が望ましいのですが、食事後に服用する予定があるときは、なるべくあっさりとした食事を心がけましょう。

    具体的には700kcal未満、脂質が23.3g以下であれば、食事の影響を受けないと考えられます。

    レビトラとの併用が禁止されている薬

    レビトラには、併用が禁止されている薬が存在します。薬の種類によっては命に危険がおよぶこともあるため注意が必要です。

    レビトラの併用禁忌薬(使用しないこと)

    薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
    硝酸剤およびNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)併用により降圧作用を増強し、過度に血圧を下降させることがある。NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する。
    リオシグアト
    アデムパス
    症候性低血圧を起こすことがある。細胞内cGMP濃度が増加し、全身の血圧に相加的な影響をおよぼすおそれがある。
    CYP3A4を阻害する薬剤
    リトナビル
    ノービア
    本剤のAUC0-24が49倍に増加し、Cmaxが13倍に上昇し、半減期が10倍に延長するとの報告がある。CYP3A4阻害によりクリアランスが減少する。
    インジナビル クリキシバン本剤のAUCが16倍に増加し、Cmaxが7倍に上昇し、半減期が2倍に延長するとの報告がある。
    アタザナビル
    レイアタッツ
    サキナビルメシル酸塩
    インビラーゼ
    ホスアンプレ
    ナビル
    レクシヴァ
    ロピナビル・リトナビル
    カレトラ
    オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル
    ヴィキラックス
    ダルナビル
    プリジスタ
    本剤の血漿中濃度が上昇し、半減期が延長するおそれがある。
    テラプレビル
    テラビック
    本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
    ケトコナゾール
    (外用剤を除く)
    (経口剤は国内未発売)
    イトラコナゾール
    イトリゾール
    本剤のAUCが10倍に増加し、Cmaxが4倍に上昇するとの報告がある。
    コビシスタットを含有する製剤
    スタリビルド
    本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。コビシスタットのCYP3A4阻害によりクリアランスが減少する。
    クラスⅠA抗不整脈薬
    (キニジン、プロカインアミド等)
    クラスⅢ抗不整脈薬
    (アミオダロン、ソタロール等)
    本剤の心臓伝導系への影響を検討する臨床薬理試験において本剤投与によるQTc延長がみられている。これらの薬剤はいずれもQTc延長作用がみられている。本剤を併用した場合、相加的なQTc延長がみられるおそれがある。


    使用注意薬(併用に注意すること)

    薬剤名等臨床症状・措置方法 機序・危険因子
    CYP3A4を阻害する薬剤 マクロライド系抗生物質 (エリスロマイシン等)エリスロマイシンで、本剤のAUCが4倍に増加しCmaxが3倍に上昇するとの報告がある。CYP3A4阻害によりクリアランスが減少する。
    ビカルタミド本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
    CYP3A4を誘導する薬剤
    (リファンピシン等)
    本剤の血漿中濃度が低下するおそれがある。CYP3A4誘導によりクリアランスが増加する。
    カルペリチド併用により、降圧作用が増強するおそれがある。本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用が増強するおそれがある。
    α遮断薬
    (テラゾシン、タムスロシン等)
    併用により、症候性低血圧が現れるおそれがあるので、α遮断薬による治療で患者の状態が安定していることを確認したうえで、本剤5mgから投与を開始すること。また、α遮断薬と併用する場合には、α遮断薬との投与間隔を考慮すること。本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用により降圧作用が増強する。

    特に心筋梗塞や不整脈の症状がある方や重度の肝障害を患っている方は、そのことをED治療薬の処方の際に話しておかないと、重大な事故になりかねません。

    しかし上記の表を見ても、普段使用している薬が該当するのか判断できない方も多いでしょう。だからこそ、通販サイトなどでED治療薬を購入せず、自身の状態を医師に相談することが重要です。

    レビトラの保存方法と使用期限

    レビトラを保存するときは直射日光を避けて、室温で保存するようにしてください。冷蔵庫で保存すると錠剤を冷蔵庫から出した際に温度差が発生し、湿気を帯びてしまうため、あまりおすすめはできません。

    PTP包装シートから錠剤を出したときは、必ずピルケースなどに入れて保存しましょう。

    錠剤を割ると、外側のコーティングが剥がれて湿気を含みやすい状態になってしまいます。その場合は、ラップなどに包んで密閉された容器への保存を徹底してください。

    また、レビトラのシート自体には使用期限の表示がありません。処方されたときにスタッフへ確認するようにしましょう。

    レビトラジェネリック(バルデナフィル)とは

    レビトラジェネリック(バルデナフィル)とは、日本の厚生労働省から認められている正規のレビトラジェネリック医薬品です。

    レビトラと同じように、勃起を鎮めるPDE-5という酵素を阻害して勃起状態を維持します。水に溶けやすい性質があり、即効性の高いED治療薬です。性行為前に慌てて服用する必要はありません。

    ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べて安価で処方できるメリットがあります。今まで価格面でレビトラの継続的な処方を諦めていた方にとっても、安心できるお薬となっています。

    レビトラの歴史

    レビトラは、バイアグラに続いて世界で2番目に開発されたED治療薬です。バイアグラの欠点を補うことを目的とし、5年の臨床実験を行なって開発されました。その結果、即効性があり、食事の影響も受けにくいレビトラが誕生したのです。

    製造販売元はドイツのバイエル薬品株式会社ですが、開発自体はイギリスのグラクソ・スミスクライン株式会社と、アメリカのシェリング・プラウ株式会社(現・MSD株式会社)を加えた3社共同で行なっています。

    その後、2005年にグラクソ・スミスクライン株式会社がレビトラのプロモーション権利の大部分をバイエル薬品株式会社に譲渡したため、単独販売となっています。

    日本では2004年に認可を受けて、同年の6月に5mgと10mgが、2007年の7月に20mgが発売開始されました。

    しかし2021年11月、バイエル薬品株式会社がレビトラの販売中止を発表しました。現在、日本で本剤を処方している医療機関は存在しません。レビトラの特許期間の満了後、2020年7月からはジェネリック医薬品であるバルデナフィルが販売されています。

    まとめ

    レビトラは、勃起を鎮める酵素を阻害して勃起状態を維持するED治療薬です。バルデナフィルを主成分としており、水に溶けやすいため即効性があります。空腹時に服用すれば20分ほどで効果が出始めます。

    通販などで手に入れることもできますが、本物かどうかを見極めるのは難しく、偽物であった場合は健康被害が出るかもしれません。服用する際に注意すべき点も多いため、必ず医師の診察を受けたうえで処方されたものを使用しましょう。

    目黒院

    JR目黒駅から徒歩0分

    診療時間:10:00〜18:00

    新宿院

    JR新宿駅から徒歩3分

    診療時間:10:00〜19:00

    ※フリーダイヤルが繋がらない場合は固定電話におかけください。

    処方までの流れ

    • ご来院

      ご来院

      • ●予約不要
      • ●保険証不要
      • ●男性スタッフのみ
    • 受付・問診票記入

      受付・問診票記入

      • ●問診票の記入
      • ●服用中のお薬の確認
    • 診察

      診察

      • ●男性医師のみ
      • ●簡単な問診、説明
      • ●診察料は無料
    • 処方

      処方

      • ●院内にてお薬を処方
      • ●ご来院から処方まで5分

    オンライン診療

    現在、リブラクリニックでは全国の患者様を対象に初診・再診問わず、お電話での遠隔診察後、ED治療薬・AGA治療薬をご自宅またはご指定の場所に配送いたします。

    当院での処方

    ①当院と他クリニックとの違い


    当院は診察料無料です。一部の病院やクリニックにあるようなカウンセリング料や検査料などの費用を頂くことはありません。実際にかかる費用は「お薬代のみ」となります。

    また、全国の患者様を対象に、来院される必要なく初診・再診問わず、お電話での遠隔診察にてオンライン診療でお薬の処方が可能です。

    ②当院と他クリニックとの違い


    当院は自由診療のため、保険証に履歴が残りません。ご家族や会社の上司・仲間に気付かれることなく、治療を続けることができます。患者様のプライバシーは守られており、お薬も院内にて処方ですので気兼ねなくご相談ください。

    ③当院と他クリニックとの違い


    レビトラは国内販売終了しました。当院はバルデナフィル(レビトラジェネリック)を処方しており「1錠」単位での処方が可能です。また、薬の使用期限が常に最新に保たれるよう管理をしております。

    当院は使用期限の迫ったお薬をサービス品やおまけとして患者様へ提供するようなことはしていないため、高品質・安全なED治療薬をいつでも処方可能です。

    当院は「1錠単位」の処方が可能です

    当院は「1錠単位」での処方が可能で450円からED治療薬の処方ができます。また、診察料は無料です。

    まずは「試しにED治療薬を飲んでみたい」といった患者様も多くいらっしゃいますので、是非、
    1錠から試したいなら当院へお気軽にご来院ください。

    クリニックによっては、一度にまとまった錠数
    (10錠単位など)の購入を勧めるなど、強引な診察・処方がされることもあるようです。

    EDでお悩みの方は全国にたくさん居られます。「自分だけかも…」と一人で悩む必要はありません。当院の医師はあなたのEDの原因究明と適切なアドバイス、治療薬の処方でED解決を親身になってお手伝いします。

    当院はED治療20年以上の実績から多くの患者様に喜びの声をいただいております。

    受付

    安心・安全かつ確実にED治療を受けるためにも是非リブラクリニックへご来院ください。「男性スタッフ一同、お待ちしております!」

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