混合性EDとは?原因と症状、PDE5阻害薬による治療法を解説【医師監修】

更新日:2026.04.22

本記事はED治療の専門医院として23年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。

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「最近、勃起が不安定になってきた」
「疲れやストレスだけが原因なのか、体のどこかが悪いのかわからない」

そうした悩みは、器質性と心因性が重なる混合性EDかもしれません。ED症例の80%以上には身体的な要因が関わっており、純粋に心だけ・体だけが原因のケースはむしろ少数です。

本記事では、混合性EDの病態と原因、国内承認のED治療薬による治し方、そしてリブラクリニックで受けられる治療の流れまでを医師監修で解説します。

この記事の重要ポイント
  • 混合性EDは器質性と心因性の両方が重なって発症するEDタイプ
  • 原因は血管内皮機能の低下と予期不安の相互作用で生まれる負のループ
  • 国内承認のPDE5阻害薬による治療と早期受診が改善のカギ

この記事の監修者

甲斐沼 明(かいぬま あきら)

昭和48年3月京都府立医科大学卒業、昭和54年5月医師免許取得。東京逓信病院、いばらき健康管理センターを経て、令和6年8月リブラクリニック目黒院入局(非常勤)。
前任の日髙士郎先生からの要望を受け、令和7年12月よりリブラクリニック目黒院院長に就任。長年の臨床経験を活かし、ED治療・AGA治療に取り組む。
目次※知りたい情報をクリック

    混合性EDとは?器質性と心因性が重なる状態

    混合性EDは、身体的な原因(器質性)と心理的な原因(心因性)が同時に作用して勃起不全を引き起こす状態です。

    ED症例の大半がこのタイプに該当し、純粋な器質性や心因性のケースはむしろ少数派です。まずは定義と全体像を見ていきましょう。

    器質的要因と心因的要因が絡み合う仕組み

    器質性EDと心因性EDの5つの見分け方(朝立ち・自慰時の勃起・症状の進行・関係性による変化・基礎疾患の有無)を対比した比較表

    混合性EDは「身体のどこかの不調」と「精神的なつまずき」が同時に働いて起こります。

    たとえば軽い血管機能の低下で一度勃起が不十分だった経験が、「また失敗するのでは」という予期不安を生み、その不安がさらに勃起を妨げる、というサイクルです。

    純粋な心因性EDや純粋な器質性EDはむしろ例外的で、ED症例の80%以上に器質的要因が関わっていると報告されています。

    「ストレスのせいだろう」と思い込んでいる人も、実際には血管や神経の軽微な不調がベースにあるケースが多いのです。

    参考:Advanced hydrogels: New expectation for the repair of organic erectile dysfunction(Materials Today Bio, 2023)

    つまり、「自分だけがおかしい」と感じる必要はありません。多くのED患者が同じように複合的な要因を抱えており、医学的にも標準的な病態として位置づけられています。

    なお、服用中の薬が原因のEDは器質性EDとは別に「薬剤性ED」として分類されます。

    花粉症薬やステロイドなど身近な薬も影響する場合があるため、該当する可能性があれば以下の記事で確認してください。

    関連記事:薬剤性EDとは?花粉症薬やステロイドの影響と治し方【医師監修】

    年齢を問わず発症する混合性EDの背景

    混合性EDは加齢だけの問題ではなく、20代・30代の若年層でも発症します。仕事や家庭のストレス、睡眠不足、軽度の血管内皮機能障害が重なれば、年齢に関係なく起こり得るからです。

    若年層の場合、生活習慣が影響する軽度の器質的要因(血糖値の上昇や血圧の変動など)に、「パートナーに失望されたくない」といった心理的プレッシャーが乗ることで、混合性EDに発展します。

    一方で50代以降は、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病が背景にあるケースが増えていきます。

    いずれの世代でも、症状が安定しない・時々失敗するという段階こそ早めの受診が有効です。進行する前に受診しておけば、服薬による成功体験が心理的な悪循環を断ち切る助けになります。

    混合性EDが起こる医学的なメカニズム

    混合性EDは、血管・神経系の身体的プロセスと、脳・神経伝達の心理的プロセスが互いに悪影響を及ぼしながら進行します。それぞれの仕組みを具体的にみていきます。

    血管内皮機能の低下による血流不足

    勃起は、陰茎動脈が広がって海綿体に血液が流れ込むことで成立する、神経と血管が連動した仕組みです。

    この過程には血管内皮から放出される一酸化窒素(NO)が不可欠で、内皮の機能が落ちるとNOが十分に出ず、海綿体平滑筋が弛緩しきれないため血流が不足します。

    ED患者における心血管障害の有病率は43〜86%と幅広く報告されており、高血圧・糖尿病・脂質異常症が混合性EDの器質的基盤になりやすいと複数の研究で示されています。

    高血糖や高脂血は血管内皮を傷つけ、動脈硬化を進め、陰茎への血流を細く弱めていきます。

    参考:Clinical value of spontaneous cavernous activity evaluation in identifying misdiagnosed corporal venous occlusive dysfunction in psychogenic erectile dysfunction(Transl Androl Urol, 2025)

    とくに40代以降は、健康診断で血圧・血糖・LDLコレステロールに指摘がある人ほど、勃起の硬さや持続に影響が出やすい傾向があります。生活習慣病のコントロールと並行してED治療を進めると、改善スピードが上がりやすくなります。

    身体的要因が強く疑われる場合の詳細は、以下の記事で解説しています。

    関連記事:器質性EDとは?原因・セルフチェック・治療薬を医師が解説【医師監修】

    ストレスと予期不安が神経伝達を妨げる

    混合性EDが生まれる負のループ(軽い血流低下→勃起失敗→予期不安→交感神経の亢進→さらに勃起阻害)を循環型フローで示した図解

    勃起に必要な副交感神経の働きは、強いストレスや緊張によって抑えられます。

    仕事の疲労、パートナーとの関係悪化、過去の失敗体験などで交感神経が優位になると、陰茎への神経シグナルがうまく伝わらず、勃起不全が起きやすくなります。

    混合性EDの特徴は、心理面と身体面が相互に悪化し合う負のループにあります。

    わずかな血流低下で一度失敗すると、「また失敗するかもしれない」という予期不安が次の機会に交感神経をさらに活性化させ、次はもっと強く勃起が妨げられる、というサイクルです。

    参考:A syndrome of erectile dysfunction in young men?(Transl Androl Urol, 2016)

    したがって、混合性EDへの介入は薬だけ・カウンセリングだけでは不十分で、身体面と心理面の両方からアプローチすることが求められます。

    心理的要因が強く疑われる場合の詳細は、以下の記事で解説しています。

    関連記事:心因性EDとは?原因や症状、治療法について医師が解説【医師監修】

    混合性EDの治療は国内承認のED治療薬が第一選択

    混合性EDの治療では、PDE5阻害薬(バイアグラ・シアリス・バルデナフィル)が中心になります。薬で血流を回復させながら成功体験を積み重ねることで、心理面の悪循環からも抜け出しやすくなるためです。

    PDE5阻害薬の働きと混合性EDへの有効性

    PDE5阻害薬の作用メカニズム5ステップ(性的刺激→cGMP増加→血管平滑筋の弛緩→海綿体への血流増加→勃起の維持)を示した混合性EDの治療フロー図

    PDE5阻害薬は、勃起時に必要な血管拡張物質(cGMP)の分解を抑えることで、陰茎海綿体への血流を促します。

    これにより、器質的な血流不足を物理的に補うと同時に、勃起の成功を重ねることで心理面にも好影響をもたらします。

    日本性機能学会が発行した「男性性機能障害診療ガイドライン」でも、混合性EDを含む幅広いEDタイプに対してPDE5阻害薬が第一選択として位置づけられています。

    参考:男性性機能障害診療ガイドライン|日本性機能学会

    混合性EDの治療でとくに重要なのは、一度の成功が次の自信につながる点です。

    薬の力で確実に勃起を得られると「今度も大丈夫」という安心感が芽生え、交感神経の過剰な興奮が鎮まります。投薬と成功体験の積み重ねが、心理的ブロックを徐々にほどいていきます。

    国内承認のPDE5阻害薬は、シルデナフィル・タダラフィル・バルデナフィルの3成分です。持続時間や食事の影響が異なるため、生活スタイルに合わせて選べます。

    項目シルデナフィルタダラフィルバルデナフィル
    先発医薬品名バイアグラシアリスレビトラ(先発品販売中止)※
    効果の持続時間約4〜6時間最大36時間約4〜8時間
    食事の影響受けやすい受けにくいやや受けにくい
    特徴最も歴史が長くデータが豊富効果が長くタイミングを計りやすい効果の発現がやや速い

    ※レビトラは先発品の販売が終了しています。現在はジェネリックのバルデナフィル錠で処方されます。

    PDE5阻害薬の副作用発現率を年代別に確認

    ED治療薬の副作用は、添付文書やインタビューフォームに具体的な数値が記載されており、漠然とした恐怖の対象ではありません。

    代表例としてシアリス錠(タダラフィル)の市販後調査(1,635例)では、副作用発現率は3.4%と報告されています。

    主な内訳は、血管障害1.5%(ほてり16件、潮紅9件)、神経系障害1.4%(頭痛22件、頭部不快感1件)、眼障害0.3%です。20mg服用時でも3.5%で、用量間に大きな差はありません。

    参考:シアリス錠再審査報告書(PDF)|PMDA

    年代別にみると、シアリス錠の発現率は20代6.7%、30代6.1%、40代3.7%、50代2.6%、60代2.5%、70代1.9%となっています。若年層のほうがほてりや頭痛を自覚しやすい傾向はあるものの、いずれも一過性の軽症例が中心です。

    国内承認薬は、使用成績調査で副作用が数%台に収まる安全性の高い治療選択肢です。数値で把握しておけば、過剰な不安で服薬をためらう必要はありません。

    混合性EDは薬物療法と生活改善の併用で効果が上がる

    混合性EDは器質性と心因性が重なる状態のため、薬物療法と並行して生活改善に取り組むことで治療効果が上がります。

    PDE5阻害薬は血流を確保する直接的な効果を発揮しますが、原因となる生活習慣病や心理的要因を放置したままでは症状が繰り返されやすくなります。

    身体面では、基礎疾患(高血圧・糖尿病・脂質異常症)のコントロールが欠かせません。これらは血管内皮機能を低下させる主な要因であり、内科での治療と並行してED治療を進めると改善スピードが上がります。

    心因面では、睡眠の確保・有酸素運動・ストレス軽減が有効です。

    有酸素運動には血管内皮機能を高める効果に加え、交感神経の過剰な興奮を和らげる効果も知られています。パートナーと症状について率直に話せる関係があると、予期不安も軽減しやすくなります。

    同ガイドラインでも、PDE5阻害薬を第一選択としつつ、生活習慣の改善や基礎疾患の管理を並行して行うアプローチが推奨されています。

    海外製ED治療薬・偽造薬のリスク

    インターネット通販や個人輸入で入手できる海外製ED治療薬には、偽造薬が混入するリスクがあります。厚生労働省の発表では、偽造シアリス錠を服用した患者が間質性肺炎で死亡した症例も報告されています。

    また、海外製医薬品は個人輸入だけでなく、一部のオンラインクリニックが海外から輸入して処方するケースも存在します。いずれも国内未承認品である以上、有効成分の含有量が不正確だったり、異物が混入していたりする可能性を否定できません。

    参考:あやしいヤクブツ連絡ネット|厚生労働省

    健康被害が起きても、国内承認薬であれば「医薬品副作用被害救済制度」の対象となりますが、個人輸入品や未承認薬は対象外です。

    『医薬品副作用被害救済制度』について詳しくは下記サイトをご覧ください。

    参考:医薬品副作用被害救済制度|独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

    偽造品の具体的な見分け方や個人輸入の危険性については、下記の記事で詳しく解説しています。

    関連記事:海外製ED治療薬はなぜ避けるべき?個人輸入の危険性や国内正規品との違い、選び方を解説【医師監修】

    混合性EDは身体面と心理面の両方が絡む繊細な状態です。自己判断で非正規ルートの薬に手を伸ばす前に、医師の処方を受けてください

    混合性EDを相談するならリブラクリニック

    対面での相談に強い心理的抵抗がある方にこそ、リブラクリニックでの治療を検討してみてください。来院せずに診察から処方まで完結でき、周囲に知られずに治療を始められます。

    スマートフォンひとつで完結する診療体制

    リブラクリニックでは、スマートフォンひとつで予約から診察、処方までが完結します。

    自宅や職場から空き時間に受診できるため、「誰かに知られたくない」「待合室で顔を合わせたくない」という悩みに対応できます。

    当院では、配送時の送り主名を「L商品センター」、品名を「サプリメント」に変更することも可能です。家族や同居人にお薬の中身を知られたくない場合に配慮した仕組みになっています。

    支払い方法はクレジットカード・銀行振込・代金引換から選択でき、佐川急便・ヤマト運輸の営業所留めも利用できます。

    診察料は初診・再診ともに無料で、かかる費用はお薬代と配送料のみです。1万円以上のご購入で配送料は無料になります。

    専門医による安全な処方と明瞭な費用体系

    当院は2002年の開院以来23年以上、ED・AGA治療を専門に診療してきた男性向けクリニックです。医師・受付スタッフはすべて男性で構成されており、女性スタッフに症状を相談する気まずさがありません。

    ED・AGA治療を23年以上専門に行ってきた医師のもと、国内正規品に限定して処方しているため、偽造薬のリスクを気にする必要はありません。1錠単位での購入が可能で、シルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)は25mg 450円から試せます。

    当院で取り扱うED治療薬の価格は次のとおりです。

    ED治療薬料金
    バイアグラ錠(ヴィアトリス製薬)・25mg:1,300円(1錠)
    ・50mg:1,500円(1錠)
    バイアグラODフィルム(ヴィアトリス製薬)・50mg:1,000円(1枚)
    シルデナフィル錠VI「FCI」(富士化学工業)・25mg:450円(1錠)
    ・50mg:900円(1錠)
    シルデナフィルOD錠VI「トーワ」(東和薬品)・50mg:1,000円(1錠)
    バルデナフィル錠「トーワ」(東和薬品)・10mg:1,400円(1錠)
    ・20mg:1,600円(1錠)
    バルデナフィル錠「サワイ」(沢井製薬)・10mg:1,400円(1錠)
    ・20mg:1,600円(1錠)
    シアリス錠(日本新薬)・10mg:1,700円(1錠)
    ・20mg:1,800円(1錠)
    タダラフィルOD錠CI「トーワ」(東和薬品)・10mg:1,300円(1錠)
    ・20mg:1,400円(1錠)
    タダラフィル錠CI「サワイ」(沢井製薬)・10mg:1,400円(1錠)
    ・20mg:1,500円(1錠)

    混合性EDは、早期に適切なED治療薬を使いはじめることで負のループから脱しやすい疾患です。ひとりで抱え込まず、当院にご相談ください。

    関連記事:ED治療薬(シルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィル)のオンライン診療|来院での診察との違いを解説

    まとめ:混合性EDは医学的に対応できる状態

    混合性EDは、血管機能の低下と予期不安が組み合わさって起こるEDタイプで、ED症例の大半を占めます。

    国内承認のPDE5阻害薬(シアリス・バイアグラ・バルデナフィルなど)は市販後調査で副作用発現率3〜4%前後と安全性が高く、服薬による成功体験が心理的な悪循環を断ち切る助けになります。

    一方、海外製の未承認薬や個人輸入品は偽造品リスクがあり避けるべきです。

    リブラクリニックなら診察料無料、シルデナフィル錠450円から、スマートフォンひとつで処方まで完結します。気になる症状があれば、早めにご相談ください。

    当院で取扱の薬品

    当院では、国内正規品のバイアグラとシルデナフィル錠(バイアグラジェネリック)、バルデナフィル錠(レビトラジェネリック)、シアリスとタダラフィル錠(シアリスジェネリック)を処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。

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    1 予約不要で
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    ご多忙な方でも思い立った時にお立ち寄りいただけるよう、ご予約は一切不要です。

    また、当院は自由診療のため健康保険証のご提示も必要ありません。公的な診療記録に残る心配がなく、安心してご相談いただけます。

    2 初診、再診ともに診察料無料で
    かかる費用はお薬代のみ

    当院では初診料・再診料ともに診察料は一切いただいておりません。患者様にご負担いただく費用は、処方するお薬の代金のみです。
    ご相談だけでも費用は発生しない明朗会計ですので、安心してご来院ください。

    3 国内正規品のみの取り扱いで
    「1錠単位」の処方が可能

    処方する薬剤は、すべて厚生労働省の承認を受けた国内の正規医薬品です。患者様の安全を第一に考え、海外製の医薬品は一切使用いたしません。

    また、すべての治療薬を「1錠」から処方可能、低価格の治療薬では450円からご用意しておりますので、初めて治療される方や、ご自身に合う薬を試したい方も、無駄なく安心してお試しいただけます。

    4 院内処方で5分で薬が
    受け取れる

    診察が終了しましたら、会計後にその場で直接お薬をお渡しする「院内処方」を採用しています。概ね5分程度で薬を受け取ることができ、院外の調剤薬局へ足を運ぶお手間や時間を取らせません。

    他の方の目を気にすることなく、スピーディーかつプライバシーをお守りした形でお薬をお受け取りいただけます。

    5 スタッフは男性のみ

    当院は医師、受付、スタッフの全員が男性です。EDやAGAは非常にデリケートなお悩みであると深く理解しております。患者様が気兼ねすることなく、どのようなことでも安心してご相談いただける環境を徹底しています。

    お支払いは各種クレジットカードに対応しております。

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